下水管渠管理


1 管路内テレビカメラ調査

当社のカメラシステムは「iPEK社製・ロビオン」を使用しております。
従来使用の「東芝テリー社製」よりも、下水管内の悪路にスムーズに調査できます。

小口径マンホールから出し入れ可能なカメラヘッドもありますので、下水管付近の地盤沈下や侵入水等の異常をいち早く発見し対処することが可能です。

下水道管内のカメラ調査は、新管・既設管・管種を問わず、定期的に計画的な調査が必要です。
小口径・中口径・大口径の全てにおいて幅広く活用できる、当社カメラシステムを是非ご活用ください。

 
 CEO
 カメラ車

 
 カメラ社内操作室  1000mm自走車
 150mm自走車  小口径マンホール対応
   
30mm~150mm取付管用カメラ  20㎜~65㎜バリュースコープPro 

使用カメラ車 / iPEK社製・ロビオンカメラシステム

適用管径   / Φ150~1,000mm
        (管の中心からの画像にこだわらなければ1,500mm位まで調査可能)
管延長    / ~300m(上流側下流側から見れば、600ⅿまで可能)


2 ASSーL・H工法  ASS工法 (部分補修) 

当社では、ASSーL・H工法、ASS工法 はすべて自社で施工いたします。

非開削の方法で下水道管の損傷個所を補修します。
補修後の下水道管渠は、新管と同等以上の強度を発揮、劣化や強度低下を生じる事はありません。


<当社の施工例・画像をクリックすると大きくなります>
1.ASS工法(施工前)2.酸素濃度及び硫化水素測定3.酸素濃度及び硫化水素測定数値4.換気状況5.安全対策と車両配置6.管渠内洗浄作業中7.事前カメラ調査8.ASS-LH工法 本管スリーブ 補修材の含浸作業9.含浸作業中10.スリーブに補修材の装着作業11.補修材の装着完了12.補修材の装着作業13.スリーブ挿入14.光硬化開始15.ASS工法(施工中)16.光硬化完了17.スリーブ回収18.ASS工法(施工後)19.ASS補修車


【ASS-L・H工法 とは?】

可視光線硬化樹脂を含浸した補修材(ライニング材)に、青紫色波長の可視光線を照射・感光硬化させて、下水道管渠の損傷個所を部分修繕する工法です。
標準約25分間でスピード硬化されるので、日進量も増大します。

適用管種   / 鉄筋コンクリート管・陶管・硬質塩化ビニル管
適用管径   / 本管部         呼び径 Φ150~700mm
         取付管一体型・本管径  呼び径 Φ200~600mm
               ・取付管径 呼び径 Φ150・200mm
補修幅    / 400mm
施工可能区間 / マンホール間距離で120m以内  
標準硬化時間 / 約25~30分間

 


【ASS工法 とは?】

熱硬化性樹脂(ビニルエステル樹脂)を含浸させた補修材に、加熱硬化させて、
下水道管渠の損傷個所を部分修繕する工法です。
硬化時間は約35~50分で、取付管のみの部分補修も可能です。

適用管種   / 鉄筋コンクリート管・陶管・硬質塩化ビニル管
適用管径   / 本管部       呼び径 Φ150~700mm
         接合部・本管部   呼び径 Φ200~600mm
            ・取付管部  呼び径 Φ150・200mm
補修幅    / 400mm(Φ200~300mmは1,000mmが可能)
施工可能区間 / マンホール間距離で100m以内
標準硬化時間 / 約35~50分間


 詳細は、当社もしくはASS工法協会 にお問い合わせください



3 EXメソッド工法(取付管及び本管の全体補修)


◆事前のカメラ調査・管内洗浄・汚泥の吸引等の前処理
 →営業会員である、当社の従業員が行います。

◆本施工
 →施工会員の協力の元、東京や神奈川で経験豊かな当社の技術者が中心になって、
  安全かつ確実な施工を行います。


 <当社の施工例> 
1.EX工法イメージ
2.事前洗浄
3.本管施工図
4.EX引き込み写真
5.EX引き込み写真2
6.EX治具取付
Pipe mouth finish
8.取付管施工図
9.取付管施工写真










【EXメソッド工法とは?】・・・非開削による、小口径更生工法です

・交通の問題や住民の方々への生活等への影響を考慮した、短時間で施工可能な工法です。
・化学反応を必要とせず、施工時に臭気や火災が発生しない、安全安心な工法です。
・化学反応させない為、常に均一で安定した高品質のパイプを既設管内に形成する事を目的とします。
・地盤変動に強い連続一本連結パイプが、流下能力を向上させます。
・下水管渠で50年以上の実績がある、硬質塩化ビニル樹脂をベースに開発された素材は、
 耐久性や経済性に優れており、高い耐震性能もあります。


適用管種 / 鉄筋コンクリート管、陶管、鋳鉄管、鋼管
適用管径 / 本管・自立管    呼び径 Φ150~400mm
       本管・二層構造管  呼び径 Φ150~600mm
       取付管       呼び径 Φ100~200mm
施工延長 / 本管・自立管    40m(呼び径Φ150)、65m(呼び径Φ200)、
                 100m(呼び径Φ250)、85m(呼び径Φ300)、
                 65m(呼び径Φ350)、50m(呼び径Φ400)
       本管・二層構造管  55m(呼び径Φ150)、
                 100m(呼び径 Φ200~300)、
                 65m(呼び径 Φ350~600)
       取付管       14m(呼び径 Φ100~200)
既設管条件 / ①屈曲角10° 以下の屈曲部  ②25mm以下の段差部と横ずれ  
        ③50mm以下の継手隙間   ④50mm以下の滞水 
        ⑤管頂部からの0.05MPa、0.5ℓ/分以下の侵入水
        (これ以上は止水処理後に施工)


  <EXメソッド工法紹介ビデオ・画像をクリックすると流れます>
 



4 ダンビー工法(中大口径の部分補修と全体補修)


◆事前のカメラ調査・管内洗浄・汚泥の吸引等の前処理
 →営業会員である、当社の従業員が行います。

◆本施工
 →施工会員の協力の元、東京や神奈川で経験豊かな当社の技術者が中心になって、
 安全かつ確実な施工を行います。


【ダンビー工法 とは?】・・・非開削による、中大口径管渠更生工法です

・管種や管形のこだわらず、スピーディに中大口径の管渠を蘇らせる環境に優しい工法です。
・硬質塩化ビニル製の帯板(ストリップ)を既設管渠の内面にスパイラル上に巻き立て、
 嵌合用部材(SFジョイナー)を使って製管します。
・ストリップ管と移設管渠の空隙に充填材を注入する事で、移設管渠と更生部材が一体となり、
 強度アップと耐震性を実現します。
・断面縮小を最小限に抑え、将来予想される大地震に対応して皆様の暮らしを守ります。


適用管種 / 鉄筋コンクリート管、鋳鉄管、銅管、ミニシールセグメントなど
適用形状 / 円形、非円形(短形、馬蹄形など)
適用管径 / 円形     Φ800~3,000mm
       非円形、短辺 Φ800mm以上
       長辺     Φ3,000mm以下


 <ダンビー工法 紹介ビデオ・画像をクリックすると流れます>
 


 詳細は、当社もしくはEX・ダンビー協会 にお問い合わせください

5 オールライナー工法
 (本管と取付管の部分補修・本管取付一体型部分補修及び本管と取付管の全体補修)


◆事前のカメラ調査・管内洗浄・汚泥の吸引等の前処理
 →営業会員である、当社の従業員が行います。

◆本施工
 →施工会員の協力の元、東京や神奈川で経験豊かな当社の技術者が中心になって、
  安全かつ確実な施工を行います。

【オールライナー工法とは?】
・・・下水道の先進国であるドイツのカナルミューラー社により開発された
   あらゆるニーズに応える7つの工法により管渠を蘇らせる管渠更生技術の総合工法。


既にドイツ本国のほか、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリアに普及しており、1991年に日本に技術導入され、日本の風土等に合わせ「地球に優しく・早く・誰でも・確実に」を合言葉として、開発を進めて参りました。

材料面・・規格に適合した製品が合理的に出荷されるよう、材料製造メーカーが
     十分な品質管理体制を整えてます。
施工面・・独自で規格制度を設け、技術研鑚に努め、品質管理の確保を行っております。




 <オールライナー工法(形成工法)工程イメージ>
 <オールライナーZ工法(高強度のスパン工法、形成工法)工程イメージ>
  


 <オールライナーi工法(連続したスパン工法、反転工法)工程イメージ>
  

  <サイドライナー工法 工程イメージ>
  CEO


 <オールライナー工法 紹介ビデオ・画像をクリックすると流れます>
 

 詳細は、当社もしくはオールライナー協会 にお問い合わせください



6 パラボラ工法

当社では、自社のパラボラ工法の切断機を用いて、すべて自社で施工いたします。

【パラボラ工法 とは?】
・・・劣化した下水道をはじめ、色んな鉄蓋マンホールの交換、又は、マンホールは
   そのまま使い、周りの舗装の劣化のみをパラソル状に切断し、傷みにくい素材で、
   出来るだけ短時間に修繕する工法です。



 <当社の施工例>


施工工程
① 静音性の機械で鉄蓋周辺を切断します。
② 分離した切断塊を破砕処理します。(破砕は行なわず、油圧分離機で撤去することも可能)
③ 工事で発生した廃棄物は、産業廃棄物の優良許可業者である当社が、適正に処分します。
④ 充填材、表層材は無転圧で施工します。
⑤ 表層材の色も周りに合わせて施工可能で、施工後は長寿命が保たれます。

 ※全ての工程で、音・振動・騒音を極力排除し短時間施工に努めます。
  環境に配慮し、排出ガス・排出汚泥等の問題を最小限にいたします。


【開削しての布設替工事も可能です】
 <当社の下水管布設替工事>
 
   


  <パラボラ工法 紹介ビデオ・クリックすると流れます>
 


 詳細は、当社もしくは全国パラボラ工法協会 にお問い合わせください

7 管路清掃・排水路及び側溝清掃

下水管・下水路及び側溝はもちろん、暗渠等、高圧洗浄作業とあわせて管内に堆積した土砂等を強力吸引車にて吸引し、産廃汚泥としての行政の許可を取得した処分場に運搬し、三重県及び愛知県内にて処分します。


 <当社のマンホールポンプ清掃>
 
 マンホールポンプ清掃(作業前)           マンホールポンプ清掃(作業中)

 
 マンホールポンプ清掃(作業後)


 <当社の排水路清掃>
 
 側溝清掃(着手前)                         緊急の側溝清掃

 
 側溝清掃(作業中)        側溝清掃(作業中)


また、大量の土砂の場合、下水管内のバケットマシーンによる除去、清掃も可能です。


行政からの依頼の他、企業や自治体、個人の皆様からのご要望もお受け致します。
まずは、当社までご相談ください。


8 目視調査


下水管の他、農業用水路、ダムの送水管等の大口径管渠の目視調査を行っています。
お気軽にお問合せ下さい。

  
 目視調査                      目視調査(堆積土砂)

  
 目視調査(継ぎ目)                 目視調査(錆こぶ)